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2017年7月

2017年7月 5日 (水)

RAPTORの解説

A

来期というか既に話題となっている

BLUE LAB PROJECTが自由な発想と理論を融合して満を持して送り出す

RAPTOR を開発者の僕が解説します

Raptor_2017


RAPTOR
Length(cm) 171 Radius(m)  18.6 Sidecut(mm)  165-125-150

軽量ウッドコアを使用しているので驚きの軽さです

林の中を飛ぶ猛禽類・・・・フクロウといったところでしょうか

日本のツリーランは海外とは明らかに違います

海外は緑に覆われた針葉樹林の樹間の広いシチュエーション

日本は葉が落ちた広葉樹の見通しの良い樹間の狭いシチュエーション

狭い木々の間をアグレッシブに滑走するのに適した形状があるはずと

創造したモデルが「RAPTOR(ラプター)」です

ツリーランには比較的パウダーでの滑走も多く

浮力を兼ね備えたスキーは他社にも存在しますが

細かい操作性ともっと自由のあるスキーはありません

僕が着目したのは足を閉じた状態での操作性

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狭い木々では絶対的有効なスタンスで当然パウダーランにおいても有効です

足を揃えた状態での小回りの利く接雪長と浮力を生み出す形状と自由度

発想はヒントはモノスキーとスキーボードの滑りにありました

どちらもテールまで使い滑走性を高めています

Imgp6524

スクエア形状のDessert Spoon Nose

パウダークルージングの通常ターン時に

内足で踏み込まれた雪が少し後方にずれた外足のデッキの上に抑えられ

ターンの妨げや転倒になりにくいように

スクエア形状が内足のスキーにオーバーラップし

張り出したロッカーにより外足のスキーのソールへと流し込むので

イージーライディングを楽しめます

非対称のテール形状はRemiges Tail(風切羽)

しなやかなフレックスでテールまで使ったライディングの楽しさを体感できます

「ピンテール」でパウダーでの高浮力とテールまで使ったクイックなターン

左右を履き替えて「ウイングテール」で

乗り味の違う流れるようなパウダークルージングと

圧雪でのカービングを体感できます

ノーズ、テールの左右に直線の入れることで

足を揃えた際にデッキ部分への雪抜けを抑えます

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もっと自由が欲しい皆さんへ「RAPTOR」お勧めです

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